県立高校の再編を巡り、富山県が新築するとしている「大規模校」について、新田知事は、既存施設を活用も検討する考えを示しました。

県立高校の再編について、県は2038年までに現在の34校から20校に削減し、1学年480人規模の大規模校1校を新築する方針です。

大規模を新築する方針に、19日の県議会で最大会派、自民党議員会の立村好司議員は、既存の校舎を増築するなど有効活用するよう求めました。

これに対し、新田知事は「多人数が利用する大規模校は広い廊下や体育館などが必要で新築がふさわしい」と自身の考えを述べたうえで、「今後は、既存施設の活用も含めて丁寧に議論していく」と、最大会派の要望を踏まえ検討する考えを示しました。

富山テレビ
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