19日の富山県内は、18日の大雨から一転、秋晴れとなりました。

日中の気温が27度前後と過ごしやすい一日でした。

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県内は朝の最低気温は20度を下回った所もあり、ようやく秋めいてきました。

日中の最高気温は富山市で27.1度、高岡市伏木で27.2度と、この時期らしい体感となりました。

この天気の中、北アルプス・立山も快晴に恵まれ、紅葉が始まっています。

*リポート
「午前11時の立山室堂です。太陽が雲に隠れると少し肌寒いです。高山植物は赤や黄色に色づき始め、山は秋の色合いに装いを変えています」

紅葉は、最低気温が8度を下回る日が続くと、一層鮮やかに色づくといわれています。

立山室堂ではこの1週間、最低気温が7度まで下がり高山植物の紅葉が始まっています。

チングルマやイワイチョウが赤や黄色に色づきモザイク模様のような美しさを見せています。

一足早く、山の紅葉を楽しもうと、19日は県内はもとより関東、関西などから観光客が訪れ、紅葉を楽しむ姿が多くみられました。

立山黒部貫光によりますと、立山黒部アルペンルートの紅葉は、標高2300m周辺の天狗平でも始まっていて、室堂平周辺では今月中旬に、標高1930メートルの弥陀ヶ原は今月下旬ごろに見頃を迎えそうです。

立山の紅葉はこれからが本番。

紅葉が平野部まで下り頃には室堂平一帯には初雪、白一色の銀世界となります。

富山テレビ
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