島根県松江市で、登校中の生徒たちにヘルメットの着用徹底など自転車の安全な利用を呼びかけました。
警察官:
ルールとマナー守ってください。あとヘルメットを暑いけど路上でもかぶっていただくように努力してください。
9月19日は、中高一貫校の開星中学・高等学校で生徒会役員の生徒や教職員、それに警察署員が登校してきた生徒にチラシなどを手渡して、ヘルメットの着用など自転車のルールや交通マナーを守るよう呼びかけました。
警察によると、自転車乗車中の死傷した中学生、高校生は2024年に39人で過去5年で最多の18人になっていて、ヘルメットの着用が事故被害の軽減につながるといいます。
開星高等学校・高橋壮太さん:
事故したときに、いかに頭を守れるか守れないか。ヘルメットがあるだけで死亡リスクが抑えられるので一番重要だと思う。
松江警察署・安藤広乗交通総務課長:
交通事故の際に、一番怪我の原因として重たいのが頭の負傷ということで、その場合にヘルメットを被っておられると被害の軽減効果が大変見込めますので、ぜひ万が一の事故に備えてヘルメットをつけていただければと思う。
9月21日から全国交通安全運動がはじまることに合わせて各地でイベントが行われるため、イベントを通して交通安全に触れてほしいとしています。
この学校では、自転車ヘルメットの着用が努力義務となった2024年4月から、自転車通学生のヘルメット着用が校則に盛り込まれているということです。