工芸技法「杢目金」の作品展が秋田市で始まりました。
「杢目金」は、色の異なる金属の板を重ねて、削ったり圧力を加えたりして木目状の模様を表現する技法です。
一度途絶えましたが、秋田市の金属工芸作家の林美光さんが技術を習得し、県の無形文化財に指定されました。
個展には約50点が展示されていて、新作の「香炉『舞』」は約50枚の金属が重ねられています。
林美光さんは「金銀銅杢目金を何十年もやってきたが、今回は新しい今の杢目金を皆さんに披露したいと思い展示会を開いた」と話していました。
作品展は、秋田市のアトリオンで24日まで開かれています。