◆ロサンゼルス・ドジャース5ー0フィラデルフィア・フィリーズ 17日(日本時間17日午前11時10分試合開始、ドジャースタジアム)
メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは17日(日本時間18日)、ホームでフィリーズと対戦し、大谷翔平選手(31)は「1番DH」で先発出場。8回に2試合連続となる51号ホームランを放った。
大谷選手は前日のフィリーズ戦に「1番投手・DH」で先発出場し、5回ノーヒットのほぼ完璧な投球を披露。8回にホームランを放ち、史上6人目の2年連続50号を達成するなど活躍したが、リリーフ陣が踏ん張れずチームは9-6で連敗を喫している。
ナ・リーグ本塁打王争いは、フィリーズのシュワーバーが、大谷に3本差をつけてトップに立っている。なお、前日の直接対決では投手・大谷がシュワーバーを三振、レフトフライに抑えた。
ドジャースの先発は今季4勝4敗・防御率2.79のスネル投手、一方のフィリーズは今季14勝6敗、防御率4.03のルサルド投手が先発を務めた。
1回裏の第1打席、大谷は初球の外角直球を打ってセカンドゴロ。
2回裏、先頭の4番フリーマンがセンターへホームランを打ってドジャースが1点を先制。2死1、3塁となって9番ロートベットがセンターにタイムリーを放って2-0。なおも2死1、3塁で大谷の第2打席に回ったが、カウント0-2で3球目の外角直球を打って大きなレフトフライに倒れた。
4回裏2死3塁で8番キケ・ヘルナンデスがセンターへタイムリーを打ってドジャースが3-0とリードを広げる。
5回裏の先頭で大谷の第3打席、カウント0-2で3球目の低めチェンジアップを見逃し三振。
8回裏の先頭で大谷の第4打席、カウント2-2から6球目、143キロやや外寄りのスライダーをセンターへはじき返し、2試合連続となる51号ソロホームランを放った。打球速度173キロ、飛距離124メートル、角度32度の豪快な一発で、シュワーバーに2本差に迫った。
この回1死1、3塁となり、5番エドマンのライトへの犠牲フライでもう1点を追加し、ドジャースが5-0とした。
ドジャースは先発スネルが7回2安打12奪三振の好投。8回ベシア、9回スコットが無失点で締め、5-0でフィリーズを下して連敗を脱した。ドジャースの地区優勝マジックは「8」となった。
大谷はこの日4打数1安打、本塁打1、打点1、得点1、三振1。一方のシュワーバーは4打数無安打、三振3の成績だった。