道路標識や道路標示などが老朽化していると感じる住民の割合が、沖縄県うるま市で最も高いことが分かりました。
県内11市の市民を対象にアンケートを行ったのは、東京に本社を構える古河電気工業と東北大学大学院です。このなかでは、道路標識や信号機、ガードレールなど7種類の道路付属物に関して、老朽化が進んでいると感じた市民の割合がうるま市で最も多いことがわかりました。うるま市では、特に白線や横断歩道などの道路標示のメンテナンスが必要だと認知している人が多く、94%に上っています。
古河電気工業 槙谷吉紘さん:
これだけ市ごとの差がでるのは、道路管理者の管理の方法や管理の手法が違うことが、要因として非常に大きいのではないかと認識しています
古河電気工業は、沖縄は台風や塩害などの影響で県外よりも劣化が進みやすいと分析していて、自治体へのヒアリングを実施し解決に取り組むとしています。