日本維新の会は17日夜に常任役員会を開き、8日に離党届を提出していた阿部弘樹衆院議員、斉木武志衆院議員、守島正衆院議員の3人を除名処分とすることを決定した。
除名処分とする理由については、3人が党に離党届を提出したものの、党員の身分のまま記者会見を開いて執行部批判を繰り返したことや、他の国会議員に離党を働きかけていたことなどを指摘。
党規則の倫理規範の「党の名誉を傷つける行為」や「党の規律を乱す行為」にあたり、常任役員会の決定で除名処分にできるとしている。
常任役員会の後、中司宏幹事長は記者団に対し、3人がいずれも除名処分を受けた場合には議員辞職するとの誓約書を党に提出していたとした上で、「議員辞職を求めていかざるを得ない」と述べた。