大雨に対応するため岩手県盛岡市が災害対策本部を設置した8月20日、内舘市長が登庁せず連絡もとれなくなっていた問題で、内舘市長は9月17日、議会に対し「市民に不安を与えた」と陳謝しました。

盛岡市 内舘茂市長
「心から反省している。おわび申し上げる」

内舘市長は17日に開かれた盛岡市議会の全員協議会の冒頭、災害時の対応について陳謝しました。

この問題は、市が8月20日の午後10時過ぎ、土砂災害警戒情報が出されたことなどを受け災害対策本部を設置した際、内舘市長が携帯電話に何度も着信を受けながら、約10時間それに気づかず、登庁しなかったものです。

盛岡市 内舘茂市長
「市民の皆さんに不安を与えた。盛岡市長は市民の安全安心を守ることが一番大切な仕事だと思っている」

また17日は、盛岡市から生活保護を受けていた夫婦が1400万円余りをだまし取った事件で、第三者委員会から「担当課長単独の判断で援助が行われ、組織として対応できていなかった」と指摘されたことが報告されました。

内舘市長は「適正な生活保護行政の確保を図り、同様の事案が発生しないようにする」と述べました。

岩手めんこいテレビ
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