16日、桜島の橋の高架下で、テントの中で倒れている身元不明の遺体が発見されました。

死後、長期間が経過していて警察は事件と事故の両面で捜査しています。

警察によりますと、16日午前11時半ごろ、鹿児島市桜島赤水町で「橋の下にテントがあり人の生活感がある」と通行人から通報がありました。

警察が駆けつけたところ、ようがんなぎさ橋の高架下の護岸に置かれたテントの中で1人が毛布のようなものにくるまった状態で倒れていて死亡が確認されました。

遺体は死後数か月から1年以上経過しているとみられ損傷が激しく、警察はX線などで解析を行い人のものと断定しました。

また、設置されたテントは1人用ほどのサイズで、外にはごみや衣類などの生活用品があったということです。

警察は司法解剖を行い死因を調べるとともに、事件と事故の両面で捜査を進めています。

鹿児島テレビ
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