佐賀駐屯地に配備されたオスプレイの活用をめぐり、山口知事は「災害時の選択肢になる」との考えを示しました。
【山口知事】
「あらゆる状況を考えると、空港に常駐しているオスプレイというのも選択肢一つにはなり得るのかなというふうに思っています」
山口知事は17日の県議会でこのように述べ、佐賀駐屯地に配備されている陸上自衛隊のオスプレイについて、県内で災害が起きた際、「人員や物資の輸送で選択肢になる」と話しました。
このほか、“初動の情報収集や離島からの住民避難などにもオプションとして役立つ”との考えを示しました。
今後は、県が主催する災害訓練へのオスプレイの参加も含め、陸上自衛隊と連携して検討するとしています。
【山口知事】
「いざというときにこういう用途があるんだよという準備をあらかじめ陸自と話をしておくことは大変有意義なことだという意味」