日本航空の機長が滞在先で禁止されている飲酒をし、ハワイ発の3便が遅れた問題を受け、日航は社長など37人に対する減給処分を発表しました。

この問題は現地時間の8月28日、ホノルル発JAL793便の機長(64)が社内規定で禁止された滞在先のホテルで飲酒を行ったことが出発前に発覚し、乗務予定の便を含む合わせて3便が最大18時間以上遅れたものです。

これを受け日航は9月17日、社長など37人を減給とする処分を発表し、このうち、鳥取三津子社長は2カ月分の月額報酬を30%減額、安全推進本部長と運航本部長は1カ月分を20%減額、これ以外の取締役や執行役員は1カ月分を10%の減額です。

日航は9月10日、「管理監督が不十分」として国土交通省から行政指導にあたる厳重注意を受けています。

フジテレビ
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社会部
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