9月15日の敬老の日にあわせて、大分県別府市の遊園地では長寿の動物にプレゼントが贈られた。

国内で唯一飼育「キタホオジロテナガザル」
別府ラクテンチの人気者、キタホオジロテナガザルのオス「チョコ」。
国内ではここにしかいない貴重なサルで、年齢は推定約60歳、人間でいうと80歳から90歳だという。

2匹はご長寿ザルに来園客が飾り付けをした特製のケーキをプレゼント
一緒に暮らす娘のキナコはいまは38歳。
テナガザルの平均寿命は30歳から40歳のため、2匹はご長寿ザルなんだそう。
15日は敬老の日ということで、2匹の長寿を祝うイベントが行われた。
プレゼントされたのは、さつまいもやかぼちゃのペーストで作った土台に来園客がフルーツや野菜で飾り付けをした特製のケーキ。

2匹のご長寿ザルの長生きの秘訣は
チョコとキナコが早速ほおばっていた。
別府ラクテンチのスタッフは「2頭、親子仲良くのんびりここで生涯過ごしてもらえたら」と話している。
別府ラクテンチによると、2匹の健康状態は良好で、長生きの秘訣はご飯をたくさん食べることだという。

大分市の高崎山自然動物園ではご長寿のサルと記念撮影
また、大分市の高崎山自然動物園では、同じく敬老の日にちなみ、ご長寿のサルと記念撮影が出来るパネルが設置された。
パネルには人間の年齢で100歳を超えるサヤカやヒトエなど長年愛されるサルの姿が。
ほかのサルも近くに来てくれて、多くの家族連れなどが写真撮影をして楽しんでいた。
園に訪れていた高齢者たちは「良い思い出になった」「いま87歳。私ももうちょっと頑張ります」「私も申年。負けないように頑張る」と、明るく意気込みを語っていた。
