静岡県南伊豆町でイセエビ漁が始まりました。黒潮の蛇行の終息が発表され、関係者は期待を寄せています。
9月17日午前4時半、下流漁港から船が出発し、16日に沖合いに仕かけた刺し網を引き上げていきました。
そして船が港に戻ると、地元の人がイセエビを網からていねいに取り外していきます。
17日朝の水揚げ量は36.2kgと2024年を下回りましたが、ここ数年不漁の原因となっていた黒潮大蛇行の終息が8月発表され、関係者の期待は高まっています。
漁業者:
これ(蛇行終息)で獲れてくれないと、商売やっている人は
下流海老網世話人・平山善太郎さん:
そんなにすぐ変わらず今年は(初日)獲れなかったですが、長い目で見てやっていこうかな
漁は2026年5月までで、イセエビは漁協で販売されるほか地元の旅館や民宿で提供されます。