福岡市の私立沖学園高校の当時寮長だった男が、生徒3人に暴行を加えて負傷させた疑いで書類送検されました。
傷害の疑いで書類送検されたのは、沖学園高校の男子寮の寮長だった30代の男です。
警察によりますとこの男は今年6月、男子寮で生徒に至近距離からコップを投げつけて目尻を数針縫うけがをさせたほか、別の生徒2人にも頭を壁に押し付けるなどしてけがをさせた疑いです。
学校によりますと、男は去年12月から今年6月にかけてこの3人を含めた生徒15人に「死ね」「ぶっ殺すぞ」などの暴言を吐いたほか、暴力を加えました。
保護者からの相談で発覚し、男が事実関係を認めたため、6月に解雇されました。
学校側の聞き取りに対し、男は「指導の一環だった」と話したということです。
