9月16日、北海道にある帯広刑務所釧路刑務支所の単独室で被告の70代の男性が首を吊っている状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。

 釧路刑務支所によりますと、15日午前8時の点呼時には異常はなかったものの、午前8時18分ごろ、巡回中の職員が首を吊っている被告を発見したということです。

 AEDや救急車での治療が行われましたが、15日午後4時50分に搬送先の病院で死亡が確認されました。

 釧路刑務支所によりますと、食器口の鉄格子に結びつけたシーツで自殺を図ったとみられ、部屋からは「遺言」と書かれた便箋も見つかりました。

 石田岳史釧路刑務支所長は「今回、このような事案が発生したことは遺憾である。今後とも、一層、被収容者の心情把握、動静視察などを徹底するとともに、事故事例の詳細を分析し、同種事案の再発防止に努めたい」とコメントしています。

北海道文化放送
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