各県による地価調査の結果が9月16日、公表されました。JR中央線の沿線に注目です。
愛知県内の商業地の地価上昇率トップは、名古屋市千種区のJR中央線・地下鉄東山線の千種駅近く内山3丁目のビルで、2024年より10.8%上昇し、1平方メートルあたり113万円です。
栄地区の新たな再開発が一服するなか、交通が便利な千種駅周辺でもマンションや商業ビルの建設が活発になっています。
また、岐阜県内の住宅地の地価上昇率トップは、JR多治見駅近くの音羽町1丁目の調査地点の3.9%で、中央線での名古屋へのアクセスの良さが評価されています。
調査地点の平均では、愛知県で住宅地・商業地とも5年連続の上昇となりましたが、建築費の高騰で土地にかけられる資金が減少していることなどから、上昇率はやや鈍くなっています。