長崎大水害の教訓を伝えていこうと長崎市の中島川流域の自治会が地域の防災マップ作りを始めました。
1982年の長崎大水害では299人が犠牲になり市中心部では中島川が氾濫しました。
この日は3つのグループに分かれて「防災まちあるき」を行いました。
避難時に危険だと想定される場所や、行政が指定する避難場所以外に逃げ込めるビルなどを確認します。
このグループは、ししとき川沿いを歩きました。
水害体験者
「(大水害のときは)ここ全体が川よ。2メートルどんどん流れてきた車もプカプカ浮いていた」
住民参加型の防災マップ作りは長崎市では初の試みだということです。
川についての活動をしている市民グループ(竹灯りのつどい実行委)が企画し、磨屋地区8つの自治会が参加しました。
市や長崎大学などの協力を受けていて、まちあるきの結果をもとに10月に防災マップを作ります。