スマートフォンの使用を1日2時間までとする愛知県豊明市の条例案。9月16日、委員会で可決され、本会議でも可決・成立の公算です。
16日の豊明市議会の建設文教委員会では、小浮市長が提出した「スマホ等適正使用推進条例案」が審議されました。
月岡修一市議:
「提出していただいたことに対して、本当に喜んでおります。携帯さえあれば世界中の人とつながれる、これが一つ、悪に入る大きなきっかけにもなるわけです」
藤江真理子市議:
「余計なお世話だと思います。たばこやお酒というのは科学的エビデンスがあるわけです。スマホと睡眠時間との因果関係、科学的根拠が今はない状態でやるのは、条例じゃなくていいじゃないか」
委員会では、賛成・反対それぞれの立場からの発言がありましたが、市民への丁寧な説明を求める付帯決議と共に条例案を賛成多数で可決しました。
9月22日の本会議では、保守系の最大会派と公明のほか、一部の1人会派の市議も賛成する意向を示していて、全国から注目を集める条例案は可決する公算が高まっています。