宮崎市の大学で防災士の資格が取得できる講座が16日から始まりました。
講座は、宮崎産業経営大学が今年4月、日本防災士機構から「防災士養成研修機関」として認証されたことを受けて開かれました。
受講生は1年生から4年生の87人で、16日から4日間、防災士の資格取得試験に向け集中講義を受けます。
1限目では、地震が発生するメカニズムや防災に関する用語などを学びました。
「直下型内陸型の地震は比較的長いというところ、チェックしておいてくださいね」
宮崎産業経営大学は、この講座を災害時の自助・共助に加え、就職後に活かしてほしいと考えてます。
(宮崎産業経営大学法学部 田中保通教授)
「まずは学生の命、安全を確保すること、これが重要です。そして地域・社会に貢献できる人材を育てる。これを実現していきたいと思っています」
(学生)
「将来警察官になるために防災士の内容を活用したいと思い受講しました」
(学生)
「私は将来教員を目指しているので、自分の身を守るためでなく、周りの人の身を守るためにも安全に行動できるように、防災意識を高めるように繋げていきたいと思います」
講座では、救急救命講習や避難所の開設・運営の訓練もあり、受講生は20日に防災士の試験に臨むということです。