来年3月に宮崎県内の高校を卒業予定の新卒者の求人倍率は1.87倍となりました。売り手市場が続いていますが、県外への就職を希望する生徒が増えています。

宮崎労働局によりますと、今年7月末現在、今年度卒業予定で就職を希望している県内の高校生は2121人で、前の年の同じ月に比べて8.5%増加しました。

このうち県内での就職希望者は1237人と全体の58.3%となり、5年ぶりに60%を切りました。これについて宮崎労働局は「コロナ禍以降、県内企業に就職を希望する学生が増えていたが、以前のような県外志向に戻りつつある」とみていて、「県内就職者を増やすため県内企業の魅力を伝える取り組みを行っていきたい」としています。

求職者2121人に対し、求人数は3968人、求人倍率は1.87倍で、前の年の同じ月に比べ0.15ポイント減少しましたが、売り手市場が続いています。

テレビ宮崎
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