北海道置戸町を走行していた車が、鉢合わせしたクマに攻撃され傷を付けられる被害がありました。運転手は無事でしたが、警察が周辺を警戒しています。
9月15日午後7時40分ごろ、置戸町春日の道道で、町中心部方向へ車を走らせていた男性が、前方を右から左へ横断する親子グマを発見しました。
男性は停車させてクマとの衝突を防いだものの、親グマが車へ接近し、前足で引っかくなど攻撃してきたということです。
親グマは体長約1mで、攻撃後に親子揃って近くの茂みに姿を消しました。
車はボンネットに傷が残り塗料が剥がれる被害を受けましたが、男性にけがはありませんでした。
その後、男性は車を走らせ、近くの駐在所で被害を届け出ました。
男性は警察の聞き取りに「クマが立ちはだかってきた。威嚇してきたように見えた」などと話しているということです。
警察は周辺をパトロールするなど警戒を続けています。