北海道新ひだか町にある牧場の敷地内で9月15日、男子高校生がクマと遭遇し、警察などが警戒を強めています。
クマが目撃されたのは、新ひだか町三石歌笛にあるウシを飼育する牧場の敷地内です。
9月15日午後4時30分ごろ、牧場を所有する一家の男子高校生が付近を散歩していたところ、裏山から「ガサガサ」という音を確認しました。
音がした方を見ると、約15m先に体長約1.5mのクマがいるのを発見しました。
当時、クマと目が合ったということですが、クマは男子高校生には接近せず、そのまま森の方へ立ち去り、男子高校生は無事でした。
男子高校生から状況を聞いた父親が警察に通報しました。
これまでに、飼育するウシなどへの被害は確認されていません。
現場周辺には牧場が複数あることから、警察が警戒を強めるとともに、9月16日には町が周辺の状況を確認するとしています。