佐賀市シルバー人材センターがこのほど佐賀市役所を訪れ、今後の事業運営に対する支援を求める要望書を提出しました。
要望書を提出したのは市内で高齢者に就業機会の提供などを行う佐賀市シルバー人材センターです。要望書は佐賀市に対し、事業の現状報告と今後の運営支援を目的に毎年提出しています。シルバー人材センターは、高齢者が社会とのつながりが弱くなることで認知症などになりやすくなる現状を説明し、今後も働く機会を提供し健康寿命を延ばす支援をしたいと話しました。そのため、安定的な運営ができるよう国からの補助金確保や独自事業立ち上げへの支援などを市に要望しました。
【佐賀市シルバー人材センター・伊東博巳理事長】「屋外作業が主な部分であるが新たな仕事、屋内でできる仕事を今後皆様のニーズを汲み取りながらそういう仕事を探していくことが最大の目的」
坂井市長は、シルバー人材センターの活動が高齢者の健康維持や生きがいにつながっていると感謝を述べました。