自民党の総裁選挙の告示まで1週間となりました。
出馬会見をした重鎮議員が地元で支持固めを図る一方、今週の出馬会見を見込む4人の議員の準備は大詰めを迎えています。
すでに出馬会見を行った茂木前幹事長は、地元の栃木県で米作りの現場を視察し、農家から課題について意見を聞くなど、15日も着々と支持固めを進めています。
茂木前幹事長:
生産者・消費者、お互いがある程度満足できる政策にしていかなければならない。
一方、先週立候補の意向を表明した小林鷹之元経済安保相は、16日午後に正式な出馬会見を行い、具体的な政策を打ち出す見込みです。
林官房長官も、16日昼すぎに立候補の意向を表明するとともに、後日あらためて出馬会見を開く予定で、この3連休は政策を練っています。
また、13日に支援者に立候補の意向を伝えた小泉農林水産相が、今週、出馬会見を開く方向で準備しているほか、高市前経済安保相も週内の出馬会見実施に向け調整しています。
総裁選は5人で争う構図がほぼ固まり、物価高対策や野党との連携の在り方などが議論になります。