人気アニメの聖地でトラブルも起きている神奈川・鎌倉市の踏切ですが、市が対策に乗り出しました。
はたして効果はあったのでしょうか、現地を取材しました。
この3連休「イット!」が取材したのは、神奈川・鎌倉市にあるアニメ「スラムダンク」の聖地となっている場所です。
鎌倉の海と踏切の風景を写真に収めようと、連日、多くの人が集まっています。
8月に「イット!」が取材をした時には、観光客が踏切内にとどまっての危険な撮影行為に及び、警備員に注意されてもお構いなし。
しかし、14日はこれまでと異なる光景が見られました。
多くの人であふれかえっていた踏切付近からは人が激減し、別のエリアに集まっていたのです。
市が打ち出した新たな対策。それは、踏切近くの公園に撮影エリアを設けるという実証実験でした。
市は周辺に10人以上の職員らを配置。
観光客は誘導に従い、新たな撮影エリアで写真を撮っていました。
地元の人は「(Q.今日設置されているが?)ちょっとあれっと思いました。踏切に人がいないなって。すごい整備されてていいと思います、安全で」と話し、観光客からも「環境整えるっていう情報は入ってきたので、安心して来れたなと思いました」といった声が聞かれました。
市は実証実験を16日まで続け、撮影エリアについては今後も設置を継続するということです。