全国の舞台で活躍する小学生の話題です。
8月に行われた国内最大規模のピアノコンクールで大分県大分市の小学生が、金賞に輝きました。
美しいピアノの音色を奏でているのは大分市の小学5年生佐藤幾人さん11歳です。
◆佐藤幾人さん(11)
「音を正確にちゃんといい音が出せるように頑張っています」
佐藤さんは2025年8月、予選を勝ち抜き、国内最大規模のピアノコンクールで全国大会に出場。
出場したクラスで、最高賞の金賞を獲得しました。
ピアノの指導者はその表現力を高く評価しています。
◆Luce音楽教室 山田奈津紀さん
「自分でこんな風に音楽を表現したいっていうのが本当にあふれていて、それを音で見事に表現できるっていうのが一番彼の魅力かなと思います」
佐藤さんがピアノを始めたのは4歳の時。
幼稚園の先生が弾いてくれたピアノがきっかけでした。以来、ピアノが大好きとなり、自宅で毎日のように練習を続けてきました。
現在は、週2回の教室のほか、家の近くの公民館などで練習しコンクール前には1日6時間弾くことも。
◆母・美歩さん
「時間を忘れてるんじゃないかっていうくらい、ずっと楽しそうに弾いています」
そんな佐藤さんに将来の夢を聞きました。
◆佐藤幾人さん(11)
「将来は東京にあるサントリーホールっていうすごい大きいホールで、オーケストラと一緒にひけるようなピアニストになりたいです」
夢の実現を目指して佐藤さんはきょうもピアノと向き合います。