天皇皇后両陛下と愛子さまのご訪問を12日に控え、長崎海上保安部は長崎港周辺で不審物がないかを確認しました。

長崎港に集まったのは、長崎海上保安部の巡視船「でじま」の潜水士です。

「国民文化祭」=ながさきピース文化祭の開会式などにあわせて12日から天皇皇后両陛下と愛子さまが長崎市を訪問されるのを前に、周辺の海中に不審物がないかを調べます。

両陛下は13日、長崎県美術館で全国障害者芸術・文化祭の作品展をご覧になる予定です。

潜水士は美術館周辺で水深約6mまで潜って海底に爆発物などがないかを確認したり、岸壁の下も1つ1つ見て回りました。

長崎海上保安部 門田 雅喜 潜水班長
「普段、海中で見かけない物がないかをしっかり確認」「今回異常なしでした」

長崎海上保安部警備救難課 川原 卓也 課長
「大型巡視船の派遣を受けて巡回と態勢を強化して」「海上警備に万全を期する所存」

長崎海保は「不審な物や船を見たときには海上保安部に通報してほしい」などと呼びかけています。

両陛下のご来県にあわせ12日から3日間長崎市、佐世保市、大村市の一般道などで交通規制が実施されます。

警察は混雑を避けるため規制エリアの迂回や公共交通機関の利用を呼びかけています。

テレビ長崎
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