“大義なき解散”とも指摘される伊東市の田久保市長による伊東市議会の解散。選挙の投開票日は10月19日に決まりました。
9月11日午後4時半、伊東市内の道路の美化活動を行う団体を表彰した田久保眞紀 市長。
伊東市・田久保眞紀 市長:
クリーンバイブス様この度は誠におめでとうございます
和やかな雰囲気で活動を労っていましたが、伊東市政には10日は大きな動きが…。
自らの学歴詐称問題で9月1日に全会一致で不信任の議決を受けたことを受け「広く市民に信を問うべき」などとして10日市議会を解散しました。
注目の選挙はいつ行われるのか?
11日に行われたのが市の選挙管理委員会の会議です。
伊東市選挙管理委員会:
選挙の周知期間などを十分考慮して10月19日の日曜日を期日として頂きたくご審議をお願いいたします
11日は選挙の日程についてが審議され、10月12日に告示し19日に投開票を行う選挙日程が決まりました。
この決定を受け、市の選挙管理委員会では関係各所に電話したり、投開票の際に使う備品を用意したりするなど選挙の準備を加速させる様子も…。
一方で気になるのが選挙の行方です。
市議選には“反田久保派”の前職19人とされるすでに18人が立候補の意向を固めています。
市議会の定数は20。
選挙後には再び田久保市長への不信任案が提出される見通しですが、可決とそれに伴う失職を避けるには田久保市長に賛同する議員7人の当選が必要です。
果たして田久保市長や支持者は新人の候補者を何人擁立できるのか?
9月22日には立候補を予定する人への説明会が行われます。