秋らしい一日となった11日の福島県だが、14日(日)には再び気温が上昇するなど、まだまだ“長い夏”は続きそうだ。寒暖差による体調管理に注意が求められるなかで、秋の花粉症にも注意が必要だ。

■今年は多い!?秋花粉
秋花粉の原因となるブタクサ・ヨモギ。暑さによって繁殖が加速するため、今年の“長い夏”により花粉の飛散量が増えることが懸念されている。郡山市の「すずき耳・鼻・のどクリニック」では、例年より秋花粉での受診が増加しているという。
鈴木輝久理事長は「この時期は、秋の花粉の患者さんいらっしゃいます。今年は残暑が厳しいので、体の抵抗力・免疫力が下がっているかと思うので、症状として強く出ている方もいらっしゃるのではないでしょうか」と話す。
秋花粉は主に8月から始まり今が飛散のピーク。体に疲労がたまっていると、アレルギー反応が強く出やすくなる。

■風邪との複合的な症状も
またこの時期ならではの症状もあるという。すずき耳・鼻・のどクリニックの鈴木理事長は「秋は花粉だけではなく、いわゆる風邪をひきやすい時期ですので、それと複合的な症状を出される方もいらっしゃいますから注意は必要」と話す。
免疫力を上げるために、バランスの良い食事や規則正しい生活が、これまで以上に求められそうだ。

福島テレビ
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