福岡県田川市と大任町に行った情報公開請求の内容が、武田良太元総務相の秘書に漏れた問題を調査するため、田川市議会が百条委員会の設置を決めました。
田川市議会では11日、本会議が開かれ、地方自治法に基づく百条委員会の設置案を賛成多数で可決しました。
4年前に田川市と大任町に行った情報公開請求の内容が当時、総務相だった武田良太氏の秘書に漏れた問題をめぐっては、請求した男性が市と町に慰謝料などを求めていましたが、8月7日に和解が成立しました。
しかし田川市の内部調査には関係者全員が漏えいを否定していることなどから、市議会が百条委員会を設置して真相を究明することとなりました。
委員会では今後、参考人の選定などを進めるということです。