自身の学歴詐称問題に端を発し、伊東市の田久保眞紀 市長が議会を解散したことを受け、一夜明けた9月11日も市役所には苦情を中心に多数の意見や質問が寄せられています。
伊東市の田久保眞紀 市長は除籍だったにもかかわらず市の広報誌に「東洋大学法学部卒業」と記したことが問題となり、9月1日に市議会から不信任を議決されました。
ただ、自らは辞職することなく9月10日に市議会を解散したことから、伊東市役所には11日も意見や質問が殺到していて、メールや電話の数は計460件に上ります。
伊東市によると、「解散なんてとんでもない」「解散する根拠が見えない」「費用は市長に払わせるべき」といった苦情が中心ですが、中には「メガソーラー反対の姿勢は評価できるので頑張ってもらいたい」と言った声もあるということです。
田久保市長が除籍を認めた7月2日以降、市に寄せられた意見や質問は9月11日分も含めて1万55件となりました。
市の広報担当者は「多くの方からご意見をいただき、重く受け止めています。業務量が多くなっているので、早く日常の業務になるよう願っています」と話しています。