開催中の大分県議会で10日代表質問が行われ、佐藤知事は東九州新幹線の実現に向けて新幹線の着工を目指すほかの自治体と連携した決起大会を開催する考えを明らかにしました。
◆佐藤知事
「全国的な機運を高めるために基本計画路線の期成会が一堂に会して地方の熱意を国に届ける、いわば全国の総決起大会のような場を作りたいと考えている」
これは10日開かれた県議会の代表質問で自民党の森誠一議員の質問に答えたものです。
東九州新幹線の実現に向けては現在の「基本計画路線」から事業化の前提となる「整備計画路線」に格上げされる必要があります。
佐藤知事は、東九州新幹線の早期実現に向けた機運を高めるため、ほかの基本計画路線をもつ全国の自治体などに呼びかけて総決起大会の開催を目指す考えを示しました。
また、9日は石破総理と面会し、整備計画路線への格上げに向けた財源確保のために、日本を出国する際にかかるいわゆる「出国税」の活用などを要請したということです。
