食育を提唱した明治時代の医師・石塚左玄ゆかりの大野市で10日、小学生が食の大切さを学びました。
       
「食育」の生みの親である石塚左玄の先祖の地・大野市で、子供たちに左玄の教えを学んでもらおうと、左玄の一族で県の食育リーダーの石塚憲治さんらが、富田小学校と阪谷小学校の6年生に授業を行いました。
   
食材を丸ごと食べることを推奨していた左玄。児童らは皮ごと食べられる野菜や骨ごと食べられる魚について考え、食品のくずを出さないことで「食育」は環境保全にもつながることを学んでいました。
 
授業を受けた児童らは「食べ物をバランスよく食べて、白米ではなく玄米も食べてみたい」「食べ物を残さないことが私たちの学校でやっているSDGsにもつながると思った」などと刺激を受けた様子でした。
  
児童たちは「食育」についての知識を深め、改めて「食」の大切さを感じていました。      

福井テレビ
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