スポーツの秋、福井市内の小学6年生1300人による大運動会が開かれました。競技は 気軽にできるニュースポーツとあって、児童は和気あいあいとした様子で楽しみました。
       


今年で3回目を迎える福井市のスポーツフェスタは10日と11日の2日間の日程で行われます。初日は市内にある27の小学校から小学6年生合わせて1300人が参加し、パラリンピックの公式種目ボッチャやフライングディスクなど、気軽に楽しめるニュースポーツ4種目を体験しました。
     
児童たちは初めて体験するニュースポーツを学校の垣根を超えて楽しみました。

ニュースポーツの一つ「卓球バレー」の円山小学校と美山啓明小学校の熱戦を、福井テレビの吉田圭吾アナウンサーが現場で実況しました。
  
<実況:吉田圭吾アナウンサー>
卓球バレーは6人1チームで、バレーのルールで、卓球台のネットの下にピンポン玉を通して得点を競います。
   
3回で返せるか!打ち込んでいくのは円山!このボールは越えない。
 
強烈なスパイク!はね返す!しかし、これはコートの外にボールが落ちました。ポイントは美山啓明。
  
円山、これはネットを越えない。スマッシュ!決まった!
  
この試合、接戦を勝ち取ったのは円山小学校です。


子どもたちは「知らない学校の人たちとやったほうが楽しい」「やったことないスポーツもあったけどそれもみんなで楽しめた」と笑顔で話していました。
  
大会事務局では「こういう多感な時期に、様々なスポーツを経験することで生涯スポーツに親しむことはもちろん、子供たちの選択肢の一つになれば」と話します。
  
スポーツフェスタは11日も開かれ、福井市内24の小学校から約1200人が参加します。
 
児童の多くがニュースポーツは初めてでしたが、競技団体や先生にコツを教えてもらうとすぐに上達。また、他校の児童と接する緊張から、初めこそ会話が少なかったものの、プレーする中で自然と会話が生まれ、後半は和気あいあいな様子で楽しんでいました。

福井テレビ
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