2024年12月、秋田県男鹿市で知人と共謀し、別の知人男性に暴行を加えてけがをさせた上に、金と車を盗んだとして強盗傷人の罪に問われている男の判決公判が9日開かれ、秋田地方裁判所は懲役6年の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、秋田市楢山本町の無職・奈良壮太被告(40)です。
奈良被告は2024年12月、知人の男と共謀し、男鹿市内の会社の敷地で別の知人男性をバールで殴るなどの暴行を加え、全治3カ月の大けがをさせた上に、現金15万円と車を奪った強盗傷人の罪に問われていました。
秋田地裁で9日に開かれた判決公判で、岡田龍太郎裁判官は、「男性は臓器も損傷し、死んでもおかしくない状況で重大な犯行」と指摘する一方、「被告は反省している」として、奈良被告に、求刑より1年短い懲役6年の実刑判決を言い渡しました。