秋田県横手市の住宅で、親族の10代の女性の首を絞め付けて殺そうとしたとして、警察は9日、この家に住む44歳の女を殺人未遂の疑いで逮捕しました。女は「殺意はなかった」と容疑を一部否認しています。
逮捕されたのは、横手市増田町増田の無職の女(44)です。
女は、9日午前8時ごろ、自宅で親族の10代の女性の首を手で絞め付けて殺そうとした殺人未遂の疑いが持たれています。
親族の女性が9日午前8時20分ごろ、横手警察署の増田幹部交番に「首を絞められた」と電話し、その後交番に足を運んだことで事件が発覚しました。
女性は横手市内の病院で全治約1カ月のけがと診断され、命に別条はありません。
警察の取り調べに対し女は、女性の首を絞め付けた行為は認めているものの、「殺意はなかった」とし、容疑を一部否認しています。
女は子ども2人と3人暮らしで、付近の住民は「日頃から会った時にあいさつを返してくれる女性」と印象を話します。
警察は、犯行のいきさつや動機、当時の状況などを詳しく調べています。