インテリア業界の仕事について知ってもらおうと壁紙を貼る作業などを体験する出前授業が9月9日、岩手県盛岡市内の高校で開かれました。
9日は盛岡工業高校建築・デザイン科の2年生約40人が出席しました。
出前授業はインテリア業界の仕事を理解し、職業を決める際の選択肢の1つにしてもらおうと、県内の内装事業者などで構成される組合の青年部が開いたものです。
授業では、多くの女性が活躍している家具などのデザインを提案する、インテリアコーディネーターの仕事内容について担当者が紹介しました。
その後生徒たちは壁紙を貼る作業を体験し、デザインが異なる2枚の壁紙を隙間ができないよう台座に貼り付けました。
初めての作業に生徒たちは苦戦した様子でした。
生徒からは「壁紙のつなぎ目をきれいにするのが難しくて、もっと上を目指せるように頑張りたいと思った」「女性の居場所があるっていうのが、すごくうれしくなった。インテリア業界も視野に入れて、もっと考えてみたい」などの声が聞かれました。
組合では今後も出前授業を開催し、業界への理解を深めてもらいたいとしています。