9月9日は数字の語呂合わせで「救急の日」です。
岩手県大槌町の小学校では、消防への通報やAEDについて学ぶ救急救命の講習会が開かれました。

講習会は子どもたちに救急救命の大切さを学んでもらおうと、大槌消防署が初めて開きました。

9日は大槌消防署の救急救命士4人が吉里吉里学園小学部を訪れ、学年ごとに分かれて指導を行いました。

はじめに、1・2年生の児童が、倒れている病人やけが人を見つけたら大きな声で助けを呼ぶことや、近くに大人がいない場合は自分で消防に連絡することなど、救急通報について学びました。

また、3・4年生はAEDの使い方について説明を受けたり、学校の近くでAEDを設置している場所の地図を作ったりして、救急救命についての理解を深めていました。

参加した児童は「みんなの家から近い所とか、どんな所にAEDがあるのかとかも、分かって良かった」「いざとなった時に、AEDの場所を言えるようになりたい」と話していました。

釜石大槌地区消防本部 救急救命士 佐藤純平消防司令補
「子どもたちから、親御さんとか知り合いとかに広まっていけばいい」

大槌消防署では今後、町内のほかの学校でも講習会を開きたいとしています。

(岩手めんこいテレビ)

岩手めんこいテレビ
岩手めんこいテレビ

岩手の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。