秋の味覚である露地ミカン「おおいた早生」の初セリが大分県大分市で行われました。
露地ミカン「おおいた早生」は極早生の品種で杵築市や津久見市などで栽培されています。
大分市の市場で9日朝、初セリが行われ、5キロで3万5千円の最高値がつきました。1キロ当たりの平均価格は2024年に比べ80円上がっています。
2025年は例年に比べ、梅雨明けが早くて雨が少なかったものの甘みと酸味のバランスが取れたミカンに仕上がっているということです。
◆JAおおいた柑橘研究会 会長村井新平さん
「おおいた早生は果実としては青いが非常に食べやすくて美味しいミカン。秋の走りの味として爽やかな味を楽しんでいただきたい」
「おおいた早生」は10月上旬にかけて、大分を中心に九州や関東に向けおよそ160トン出荷される予定です。