9月9日は語呂合わせで救急の日です。
JR大分駅前では9日朝、救急車の適正な利用を呼びかける街頭啓発活動が行われました。
この街頭啓発活動は、大分市消防局が行ったものです。9日朝は大分駅前で不要不急の利用が問題となっている救急車の適正な利用を呼びかけました。
◆大分市消防局渡辺哲也消防指令長
「年々、救急車の出動件数が増えている。本当に必要なところに救急車を向かわせることができないという事案が発生する可能性もあるのでぜひ適正利用をお願いしたい」
大分市消防局によりますと、2025年に入り、7日までに市内では1万7882件の救急車の出動があり、2024年の同じ時期と比べておよそ800件増加しているということです。
こうした中、2024年10月から「救急車を呼ぶべきか」などを迷った際に看護師などが相談を受けつける「♯7119」の運用を大分市が開始しました。
県は大分市の利用状況から、#7119を導入することで不要不急の119番通報の抑制につながるとして2025年7月、「#7119」の運用を県内全域に拡大しました。
県内の119番通報を一括して受け付けるおおいた消防指令センターは、救急車を呼ぶべきか迷ったときはこの「♯7119」を積極的に利用してほしいと呼びかけています。