ネパール政府は一部のSNSへのアクセスを禁止し、抗議デモの参加者らが暴徒化して少なくとも14人が死亡しました。
地元メディアによりますと、ネパールの首都カトマンズで8日、若い世代を中心とした政府への抗議デモが激化し、警察が催涙ガス弾を発射するなどして少なくとも14人が死亡しました。
ネパール政府は、SNSでニセの情報などが広がっているとして運営企業に国内で正式な登録をして対応するよう求めていて、期限までに登録しなかったフェイスブックなどへのアクセス禁止を4日に発表していました。
カトマンズの一部地域などでは、8日夜まで外出禁止令が発令されるなど混乱が続いているということです。
現地の日本大使館は、在留邦人や旅行者に対しデモが行われている地域に近づかないよう呼びかけています。