「国民1人あたりに200万円支給」。愛媛県今治市の女性が経営者を名乗る相手からウソを伝えられ、手数料を口実に現金をだまし取られました。警察は被害届を7日に受け、特殊詐欺事件として捜査しています。

被害にあったのは今治市内に住む無職の20代の女性です。

警察によりますと女性は9月2日、スマートフォンにフォローしていた経営者を名乗る相手から「経済的な理由により国民1人当たり、200万円を支給している」とウソのメッセージが届きました。

そして返信したところ別の相手のアカウントの登録に誘導され、手数料の振り込みを要求され、指示通りに1万円分の電子マネーを買い相手に番号を伝えました。さらに同じように「送金」「銀行振込」「遅延」を口実にした様々な手数料を求められ、6日までの間に6万500円分の電子マネーを買うなどし、あわせて7万5000円をだまし取られました。

女性は現金が支給されないことから、被害にあったことに気づきました。

警察は特殊詐欺事件として捜査。手数料などを口実に現金を要求されたり、キャッシュカードの情報などを聞き出されたりし、悪用される恐れがあるとして注意を呼びかけています。

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テレビ愛媛
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