“気持ち悪さ”にこそ勝算あり
こんなニュースの一コマを覚えている方も多いだろう。
トランプ大統領の目の前に置かれた金色の物体…。

その正体は、大阪・関西万博土産に作られた金色のミャクミャク貯金箱だ。
作ったのは、かつてキモチ悪いとまで言われたミャクミャクをお土産グッズとして、次々ヒットさせ我が世の春を謳歌する、この男。稲本ミノル・49歳。

見た目はチャラいが、侮ってはいけない。
この男が産みだした、万博の公式グッズは実に、400種類以上!

ヘソプロダクション・稲本ミノル社長:
今回やっぱり関西の祭りとして何億っていう仕込みしてたんで。
だが、その豪腕のルーツを探るべく、サラリーマン時代の稲本さんを振り返ると…。
上司(再現) :
誰が買うんだよ、こんなもの!!
稲本ミノルさん(再現):
こんなクソみたいな会議やってられるかい!
企画が通らず、会議室で頭を抱えもがき苦しむ日々だった。
稲本ミノルさん(再現):
手応えのある人生を生きたい!
そう願い、走り続けた「浪速あきんど」の痛快人生があった。
まず、稲本が見せてくれたのはこの万博のためにだけ借りたという巨大な倉庫。その全ては、自身が企画・製造したものだという。