石破首相辞任に伴う自民党の総裁選挙が実施されることになった。
いわゆる“石破おろし”をめぐり8日予定されていた総裁選の前倒し要求の意思確認は行われない。

石破首相は「意思確認に進んでは党内に決定的な分断を生みかねない」、自民党・森山幹事長は「党を二分するようなことはあってはならない」などと述べた。

自民党では、前倒しを求める書面提出などの手続きが取りやめとなる一方、8日午前、役員会が臨時で開かれる。

党内に石破総理が正式に辞意を示し、総裁選の管理委員会が、投票方式などの検討に入ることになる。
新たな焦点となる“ポスト石破”の動きでは、2024年の総裁選に出馬した小林鷹之元経済安全保障大臣が、7日夜、記者団の取材に応じた。

自民党・小林鷹之元経済安保相:
党所属国会議員の1人として、自分自身に何ができるのかということにつきましては、また仲間としっかりと相談をしていきたい。
小林氏は、自身が立候補するかについて明言を避けつつ、次の総裁選が「党再生のラストチャンス」との思いを述べた。