起業家の応援を通じて地方の活性化を目指すイベントの全国大会が松江市で開かれ、各地の代表が発表した取り組みの中から、地元の松江市代表の提案が「最も応援したい事業」に選ばれました。
松江市で開かれた「地域クラウド交流会全国グランプリ大会」。
起業家の応援を通して、地域活性化につなげようと全国各地で開催されている交流会形式のイベント「地域クラウド交流会」で選ばれた起業家が、それぞれ事業について発表、グランプリを選出します。
会場では上定市長や企業経営者など約300人が、3分間の制限時間に熱意を込めた全国12の地域の代表のプレゼンテーションに耳を傾け、最も応援したい事業に投票しました。
ストラテジーAI・中尾香達代表取締役:
一人一人の生産性を上げることがめちゃくちゃ重要なんです。そのために必要なのは何か。AIです。
このうち松江市から選ばれた代表の中尾香達さんは、AI導入支援の事業について発表。投票の結果、グランプリに選ばれました。
ストラテジーAI・中尾香達代表取締役:
起業している人が私の周りには一人もいなかったので、どういうところでちゃんとしたフィードバックがもらえるんだろうとかは「ちいクラ」などの機会があるからこそできることだと思う。こういう場が増えればもっと松江は盛り上がると思う。
島根銀行企業支援室・原田和幸室長:
起業家の方々の応援を通じて、地方創生に繋がると、シャッター街というか少しお店が減ってきているところもありますけども、一つ一つシャッターを開いていくことを期待しています。
主催した島根銀行は、今後もこうしたイベントなどを通じて、地域活性化につながる起業家の取り組みを応援していきたいとしています。