戦後80年の今年は、北方領土が占領されてから80年の節目の年でもあります。
富山県富山市で北方領土の返還を求める大会が開かれ、今後も返還運動に力を入れていくことを誓いました。
1945年の終戦後、旧ソ連軍が北方領土を占領したこの時期にあわせ、毎年「北方領土返還要求運動県民会議」が開く大会、今年も元島民などの関係者約200人が出席しました。
そして、県民会議が1970年から毎年、返還運動の原点の地、北海道根室市に県内の中学生を派遣する事業に先月、参加した生徒が北方領土返還への思いを訴えました。
*北海道で北方領土について学んだ中学生 柳原梁太さん
「元島民の平均年齢は89歳を超え、ロシアとの関係は以前より悪い。北方領土問題についてもっと多くの人に知ってもらい、日本全体の領土回復への世論を作っていくことが大切」
県民会議によりますと、生存する県内の元島民は415人と80年前の3割程度となり、後継者の育成も課題となっています。
大会ではロシアのウクライナ侵攻後、ストップしている交渉や交流の再開に向け、今後も北方領土の返還運動に力を入れていくことを誓っていました。