8月28日午前、倉敷市玉島沖の瀬戸内海で、フィリピン船籍の貨物船が浅瀬に乗り上げました。ケガ人や浸水、燃料漏れはありません。
水島海上保安部によりますと28日午前9時15分ごろ、倉敷市玉島の玉島ハーバーアイランドの南約6キロの水島灘に停留している船を、香川県宇多津町の備讃瀬戸海上交通センターが見つけました。センターがこの船に無線で確認したところ、座礁していることが分かったものです。
座礁したのはフィリピン船籍の貨物船「KALAPATI」で長さ120メートル、9962トンです。水島港からシンガポールに向かう途中だったということで、乗組員18人にケガはありません。また、浸水、燃料漏れなどもありませんでした。
◆貨物船は正午過ぎに離礁
貨物船「KALAPATI」は正午過ぎに、タグボートにより引き出され、離礁しました。