テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが特技のイラストを使って天気の豆知識を解説するコーナー。今回は、「夏が暑い理由」についてお伝えする。

8月に開設した「UMK気象センター ”X”」の#みやそら通信に、花火の映像が届いた。24日のみやざき青島国際ビールまつりの映像と思われる。投稿いただいたドレミ男さん、この花火が夏休み終了の合図か…と、つぶやいておられたが、夏休みは終わっても、まだまだ夏は終わらない。26日の最高気温は、西都市で36.2℃の猛暑日に。宮崎市でも34.9℃と猛暑日に迫る暑さとなった。

そしてこの暑さは、この先も続いていきそうだ。8月31日までの予想最高気温を見ると、宮崎市で31℃~33℃、西都市では34℃予想の日もある。高千穂では週末以降、雲が多くなって30℃に届かない日もあるが、各地でまだまだ30℃以上の真夏日が続きそうだ。

今回はここで、お天気クイズ。「どうして、夏は暑いのか?」夏が暑いのは当たり前…と思われるかもしれないが、正解は「地球が傾いているから」

地球は自転をしながら1年をかけて太陽の周りを回っているが、若干、傾いているため、夏と冬では光の当たり方が変わる。冬よりも夏の方が、太陽が真上から降り注ぐことになる。

同じだけ太陽の光が入ったとしても、夏の方が受け取る面積は小さい。逆に冬は太陽の光が斜めから入ってくるので、受け取る面積が大きくなる。同じ光を受け取る場合、面積が小さいほど、太陽のエネルギーが一点に集中してしまう。そうなると、どんどん地面が温められて、空気も温められる。これによって、「夏が暑くなる」というわけだ。

27日にかけて天気は回復傾向となる。ここで久しぶりに「宮崎弁DEてげてげ天気予報」のコーナー。18回目は「延岡市」編。面積が広い宮崎県では、同じ県内でも言葉が若干違う。古山予報士自身の勉強のための挑戦でもあり、26市町村制覇を「あいうえお順」で目指している。
「あすもあちぃかい 味噌汁でん飲んで 熱中症対策しよや」
翻訳すると
「あすも暑いので 味噌汁でも飲んで 熱中症対策しようね」
味噌汁などで塩分を取って、熱中症にならないように備えて欲しい。
(テレビ宮崎)