大手保険会社の社員が出向先で得た他社の顧客情報を漏らしていたことが相次いで明らかになったことを受け、大手4社が銀行などへの出向を、早ければ2026年度から取りやめる方針であることが分かりました。
保険業界では、代理店に出向していた社員が出向先で得た顧客情報を自社に漏らしていたことが相次いで明らかになり、金融庁が監督指針の改正案をまとめています。
日本生命保険、第一生命ホールディングス、明治安田生命保険、住友生命保険は、営業を目的とした銀行など代理店への出向を、早ければ2026年度から取りやめる方針で、保険業界は営業手法の見直しを迫られる形となっています。