サッカーJ2、V・ファーレン長崎は24日ホームでレノファ山口を迎えた。最後の最後で劇的なゴールを決め、今季2度目の3連勝となった。順位は3位をキープし、勝ち点でついに2位千葉の背中を捉えた。
終了間際に劇的ゴール
明治安田J2リーグ第27節は、19位と下位に沈むレノファ山口FCをホームに迎えた一戦。V・ファーレンは相手の守備に苦しむ。
前半、ほとんどチャンスを作れないまま終えると、後半は攻撃陣を入れ替え攻撃の活性化をはかる。
後半14分には、エメルソンが相手3人に囲まれながらもドリブルで突破しシュート。
後半22分にはマテウス、そして笠柳がゴールを狙うもゴールを奪うことができない。
このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム。歓喜の瞬間は、最後の最後に訪れた。
江川が終了間際に値千金の先制ゴール!
このゴールが決勝点となり、V・ファーレンは苦しみながらも山口を下して今シーズン2度目の3連勝を飾った。
後半ATに劇的ゴール 江川 湧清 選手:気持ちで押し込んだ。今J2は混戦状態で、負けたらいつ落とされてもおかしくない状況なので、がむしゃらで上をくっていきたい。
順位は3位 勝ち点は2位千葉に並ぶ!
山口を撃破したV・ファーレン長崎。

前節までと変わらず3位。勝ち点3を積み上げ48、ついに2位千葉の背中を捉えた。

次節は8月31日にホームで藤枝MYFCとの対戦だ。
レジェンドマッチにスタジアムは沸く
試合前のピースタで行われたのは、クラブ創立20周年を記念して行われたV・ファーレンと国見高校のOBたちによるレジェンドマッチだ。
長崎を背負って活躍した名選手たちが出場し、ブランクに負けず熱いプレーを見せた。
試合は国見レジェンズが2-1で逆転勝利。レジェンドたちの共演にスタジアムは拍手と笑顔で溢れた。
国見レジェンズ 平山相太さん:V長崎のトップチームもJ1まであと一歩まで来ている。J1のステージに上がってもらって長崎をまた盛り上げてほしい。
(テレビ長崎)